Vol.60 会話は得意ですか?
「あっついなあ・・・」
夏の太陽が照りつける中、営業の仕事をしている私は外回り。3時間ごとに、日焼け止めを塗っても、この暑さには勝てないようで、しっかりと、外回り焼けをしてしまっている。
「ちょっと水分補給しようっと」
次のクライアントとの打ち合わせまで少々時間があったので、資料を確認するついでに立ち寄った新しく出来たばかりの、オシャレなカフェ。
「アイスコーヒーひとつ」
私はメニューも見ずにオーダーをし、すぐに資料を広げ、最終確認をしていた。アイスコーヒーが運ばれて、私はのどを潤した。
「あれ・・・?直子じゃないか?」
背後で私の名前を呼ぶ。振り返ると、そこに一人の男性が立っていた。
「あ・・・」
ずっと、ずっと想いを寄せていた、高校時代のクラスメイトだった浩平。スーツ姿の彼は、あの頃の面影をほんのり残しながらも大人の男に成長していた。
「席・・・一緒にいいか?」
「・・・う、うん」
あわてて資料を片付ける。
「キャリアウーマンって感じだな」
笑った顔が、好きだったあの頃と全く変わっていなかった。
静かに流れる時間。
久しぶりに会って話しが弾む・・・わけではなかった。お互い、言葉を選びながら、静かに話をしていた。
昔のように、しゃべり倒すのではなく、沈黙を楽しんでいた。
ようこそ、恋愛病院『ラブホスピタル』へ!!!
それにしても、毎日暑いですね!!!今年は、残暑が厳しい夏になると言っていましたが、厳しすぎませんか?(笑)暑いのがめっぽう苦手な私なので、仕事していても、いつも以上に時間がかかってしまいます。小さな子どもはとくに、体温調節が出来ないので、滝のような汗をかいています。
さて、片思いのときや付き合い始めって、やたらとおしゃべりになりませんか?
沈黙が怖いと思う人、けっこういるみたいです。沈黙が多ければ多いほど、つまらない人だと思われると思っていますか?そう思っているのであれば、それは大きな勘違いです。
私の場合、好きな人に嫌われたくないばっかりに、弾丸のように話をしていたら、逆にドン引きされてしまった経験があります(笑)。
そうなんです。話せばいいというものでもありません。もちろん、なーーーーーんにも話さないっていうのも違います。
ですが、『間』を上手に使える人は、片思いも良い方向に行きやすく、カップルの場合は、より良い関係になっているケースが多いです。それは、なぜ?
次回、詳しくお話したいと思います!
作者: 安藤 房子
出版社/メーカー: リヨン社
価格: ¥ 1,155 (税込)
『5行歌』って、知っていますか?
5行で全ての気持ちをつづる言葉です。
自分が伝えたい気持ちをこれ以上ないくらい凝縮した
言葉たちが並んでいる本です。
可愛いイラストと、解りやすくふんわり入ってくる言葉。
今でもよく読んでいます。
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