Vol.68 幸せの感度を良好にする!!
『悪いっ!明日会社の飲み会・・』
「え~!ひどい!大切な記念日なのに・・」
『今度ご飯行けばいいだろ』
「ダメなの!せっかく今ケーキ焼いてるのに!!」
内緒だった。デートして・・二人で食べようって決めてた。彼との思い出のタルト。
『仕方ないだろ・・』
彼は突然不機嫌になり、何も話さなくなった。いつものことだ。彼は、自分に都合が悪くなると・・だんまり。
「もうイイよ・・知らない。楽しんでね!!」
乱暴に電話を切る私。オーブンの中を見つめ、オーブンを止めた。
「・・悔しい。めちゃくちゃ美味しそうじゃん」
ほぼ焼きあがっていたタルトは、甘い香をただよわせていた。そのままタルトを置き去りにしてベッドに横たわる。甘い香が、今はとっても悔しい香だ・・。
AM0:00。
電話が鳴り、飛び起きた。
「あっ!寝ちゃってた」
電話の主は・・彼だ。
「・・何よ」
『ケーキ・・食べに来た、家あけてくれよ』
携帯をその場に投げ捨て、玄関に向かい、勢いよくドアを開ける。
「よっ」
「なによ。ご機嫌とり?」
嫌な女・・最低。だけど皮肉を言わないと気がすまなかった。
「甘いもの欲しいなって。そう思ったとき、お前のケーキ食べたくって」
苦笑いしながら、コンビニで買ってきた赤ワインを差し出す彼。
「仕方ないわねっ」
ようこそ、恋愛病院『ラブホスピタル』へ!片瀬です。最近、すっかり寒くなりましたね!私は北陸の石川県に住んでいるんですが、寒くて暖房つけたい気分です。温かいものがおいしい季節になってきましたね☆
さてさて・・。
幸せって・・何?そう聞かれたときに、こんな言葉をよく耳にします。
「何気ないヒトトキに幸せはあるんだよ」
う~ん、ごもっとも。特別なイベントなんて毎日ない。誕生日だって年に一度。
だけど、幸せって毎日毎日小さくてもあるんですよね。幸せになりたいから、日々生きている。もしかしたら、「幸せもの」になるために生きている過程こそが幸せの一つなのかもしれない。
くじけそうになっても、辛くても、負けそうになっても・・それでも
生きていく
それだけで、幸せなのかもしれない。
『幸せもの』
相手も自分も幸せになれる魔法があったら最高!私はそう思って、自分の幸せな気持ちを愛する人に伝えるようにしています。
目に見えない心の声っていうのは不思議なもので、心感染してくれることがあるんです。
さりげない言葉の中にも、幸せがあることを知るだけで、幸せの恩返しを無意識におこなうようになる。
「ありがとう」
「嬉しい!」
そして、
「私って、幸せものだなぁ」
飾った言葉なんて必要ない。目に見えない存在ほどシンプルなものなんです。だから、飾ることを知らない心の存在は言葉にすると・・とっても単純になってしまいます。でも・・それでよかったりするんですよ。
「私って、幸せもの」
愛する人にそう言えるだけで二人は幸せになれる。
一度今の心にラインを引いてみる。
心にラインを引くというのは、今の自分を見つめなおすってこと。
『辛』っていう字に一本線をひくと『幸』になる
だから、辛い時、心の迷路に迷った時一度線を引いてみる。
しっかり線が引けたとき、幸せになれるんです。
作者: 安野 モヨコ
出版社/メーカー: 講談社
価格: ¥ 540(税込)
ドラマ化、とっても嬉しいです!しかも私の好きな菅野さんっ!
このマンガは、かなり好きで、読ませてもらっています。
常に戦う主人公。だけど、戦った先にあるものの全ての責任は自分でとる
本当におっとこまえな女性です。
理想と現実に悩みながらも、目の前にある仕事を無心にこなす彼女に
なんだか私自身パワーをもらってしまいます。
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