Vol.42 運命の人とはどういう人か?
「彼、結婚するんだって」
「そうなんだ」
にぎやかな、ファミレスで私は、彼の結婚の報告を聞いた。聞いたのは、親友の真奈美からだった。
私は冷静だった。
自分でも、驚くほど冷静だった。ココロから、「おめでとう」と言いたくなった。
彼とは「運命の人だ!」と言い合うくらいに愛し合っていた人。そして、私をとても愛してくれた人。その人が、この春結婚をする。
私は、飲みなれないブラックコーヒーを一口だけ飲み、苦味を味わった。
つらい?ううん、何もつらい気持ちはなかった。とても嬉しく・・・だけど少しだけ寂しい気持ちがあった。だけど、彼の幸せを壊したいと思う気持ちもなければ、過去を後悔もしていない。
「おめでとうって、伝えておいてね」
真奈美は口元を緩くあげ、目で返事をすると、そのまま別の話に変えた。満たされているような、どこか切ないようなでも、寂しくもなくつらくもない。
これでよかったんだ・・・。これが二人の答えだったんだ。
ようこそ、恋愛病院『ラブホスピタル』へ!片瀬萩乃です。
私は春になると「新しいもの」に目がなくなってしまうのですが、その症状が、また今年もあられてしまっております・・。部屋の模様替えをして、パソコンデスクを新しいものにしてしまいました。収納もたくさんついていて私としては嬉しい限りです!お仕事もいっぱいできま~す(笑)
とんでもないくらい愛していて、この人以上に自分に合う人は、いないと思っていた。
どんな話をしても解ってもらえて、どんなに言い争っても分かり合えて。自分の趣味がアノ人の趣味と一致していて、それぞれ夢を無我夢中で追いかけていて。
絶対に、離れないふたり。
まるで運命のような人に出会うことってあります。何を話しても盛り上がれ、どんな話をしても共有しあえている関係。これ以上の人は現れないとお互いが思えてしまう関係。
そんなふたりも、別れるときがある。そう、サヨナラするときが・・・あるんです。
「あんなにも、合う人は…他にいないのに」
そう思いつつも、今はもう・・・。そんな別れをしたことがある人、いると思います。
私は、そんな別れを経験したことがあります。
「この人以上、自分を解ってくれる人はいない」
「何も言わなくても分かり合えるって、こういうことなんだ」
そんな気持ちで、日々過ごしていました。でも、サヨナラをしました。
でも、そのサヨナラは必然だったのかもしれないと最近思うようになりました。
どんな出会いも無駄ではないように、どんな別れも無駄ではありません。運命の人と思える人に出会えたのに別れが訪れたとき・・きっと絶望的な気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、運命の人は・・・実は、“合う”人とは限らないのです。
次回、運命の人のお話をもう少し詳しくさせてもらいますね。
作者: 池川 明
出版社/メーカー: リヨン社
¥1,050 (税込)
友人からプレゼントしていただいた本です。今まで、そんなこと考えもしていなかったのですが、お腹の中にいる子供はお腹の中にいるときのことを覚えているんですね。もちろん、覚えていない場合もあるかもしれませんが。
よく「妊婦がイライラしていると、その子供は泣きやすくなる」などと聞きます。本当につながっているんだなと思いますし、周りにいる妊婦のお友達への配慮も変わってきますよ。
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