Vol.59 心配するより○○しよう!
ようこそ!恋愛病院『ラブホスピタル』へ!片瀬です。
最近、新しいカメラが欲しいな~と思い、いろいろ探しています。しっかし、最近のデジカメの機能には、おったまビックリです!自分のデジカメが、いかに骨董品かがよく解ります(笑)。
ところで
「はぁ・・全然あの人の力になれてないや」
こんなため息ついたこと、ありますか?
不思議ですね。人というのは、とってもとっても大好きな人に対していつも何かを貰ってる気持ちになります。なので、相手に何かあったときは
「何もしてあげられない・・」
と思ってしまいがちです。しかし、相手にそれを言うと、相手からはきっとこんな言葉が返ってくるでしょう。
「そんなことないよ、いっぱいしてもらってる」
そんなアナタは、きっと勇敢な戦士なのでしょうね。
いつもいつも、愛する人愛する国を懸命に守ろうとする戦士のように、愛するアノ人をいつも守り続けようと頑張っている。でも・・勇敢故に、全てを自分が背負おうとしてしまう時がある。
「こんな私じゃ・・守ってあげられない」
守って(助けて)もらっている側にすれば、その行為だけで最高に感謝することなんだけれども、守りたい側はプロセスよりも結果を見てしまうために、相手の結果が良くない場合はどうしても、相手の感謝の言葉を素直に受け止めることが出来なかったりします。
ちょっと話は変わりますが、私が大好きな高校野球(笑)。みなさんも見たことありますか?
誰か一人がかけても、本当の力を発揮することが出来ない。チームの団結力と言ったら、本当にすばらしいものを感じます。なのでいつも、知らない高校でも感動して泣いてしまいます・・(笑)。
実は・・。あれも助け合い、守り合い・・っていうの解りますか?
最初に言った「私は何もしてあげられない」という気持ちで無価値感だったり、無力感だったりを味わう時っていうのは
『心配』しちゃってるんです。
親が子供を「あ~、それ口にいれちゃダメ!」とか「こらこら!走っちゃダメ!」と叱るときは、完全に心配してる状態。
私は、守ることって心配する事とは少し違うんじゃないかな・・。そう思うようになりました。
じゃぁ、どうすることだと思います??
さっき書いた「高校球児」は相手のエラーを心配しているのではなく、相手のファインプレーを信じて投げ、抑えてくれると信じて守り、みんなが打ってくれると互いに信じている。その中で、「自分が出来ることで、助ける!」という感じだと思います。
「心配するより、信頼しろ」
思い出してみてください。心配する時っていうのは、どういう時だろう??
「無鉄砲だから、何するか解らない」
「すぐ泣く子だから、ココで泣かないか心配・・」
「彼落ち込みやすいから、今落ちこんでるだろうな・・」
こうやって、相手の弱い部分なんかを見てるとき。というよりも、弱い部分だけを見ているときではないでしょうか。
その心配する部分が大きくなればなるほど、相手のことを背負い過ぎてしまうことにつながると・・思う。大好きな人な分、たくさんの思いがあって、過剰に心配してしまって
「自分が守らなくて、誰が守るんだ!!」
って、相手の心に入りこみ過ぎてしまうことがあるんです。そして、いつしか自分自身の感情に振りまわされちゃうようになる。すると・・
「全然、守ってあげられてない」
という苦しみに変わっていっちゃうんじゃないでしょうか。
心配することはとっても良いことだと思います。だって弱い部分も守りたいと思って、当然だから。でも、弱い部分を見て、可能性は信じてあげる。
相手の強い部分、可能性なんかを信じてあげながら人を守ることだって、十分出来るんです。
自分の力で立ち上がっていくものなんです。
私の娘も、私が教えたわけでもないのに、寝返りをしたり
座ったり・・しています。
同じように、人は落ち込んでいても
結局は、自分で立ちあがろうとするものなんです。
「守ってあげられない」
そう思ったら、ほんの少しだけ心の切替をしてみる。
心配以上の信頼を見つけてあげる。
守られる側というのは、不思議なもので
「アナタが傍にいてくれる」
そう実感できるだけで救われてるんですよ。
写真:梅 佳代
出版社/メーカー: リトルモア
価格: ¥ 1,890 (税込)
実はこの写真家は、私と同じ石川県出身の方なのです。
それを知ったのが、石川のテレビ番組でした。
独特のキャラクターを持つ彼女が撮る写真には、ありふれた「楽しさ」「明るさ」
そういったものが、ふんだんに盛り込まれているように思います。
どこにでもありそうだけど、そこにしかない。
そんな写真集です。
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